自分の身体も守る介護技術。
2018年 06月 29日
NHKでも取り上げられた ” 抱え上げない „ 介護。
この介護技術を実践しておられる、「福祉施設花友しらかわ」の理学療法士 松本哲郎さんに特別講義を行っていただきました。
介護のしごとは、身体を使ってさまざまな動作を行うため、腰痛になる方が多いです。
このような現状から、介護職員も自分の身体を守っていく技術が、いま注目されています。
オーストラリアで効果をあげている先進事例などをご紹介いただきながら、実技形式で講義を行っていただきました。
人間の身体の特徴をうまく利用した、さまざまな場面での介助方法を教わりました。
・手を添えるだけで利用者さんを誘導できること
・ボードを使った車いすへの移乗
・自分の身体に負担がかかりにくい基本姿勢
・介助するときの介助位置(前方・後方・側方)の重要性 などなど
理論に裏付けられた、目からうろこの介助方法を教わり、納得しながら実技ができました。
介助者が力を入れていないのに、利用者さん役の学生の身体が自然と動きます。
思わず笑みがこぼれて、何度も介助を試していました。
by ymca-c
| 2018-06-29 12:45
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